玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

エピソードもいいカナ

2007年02月05日 | ねったぼのつぶやき

 今の仕事を手伝うようになって2年近くたつ。以前から長らく身体や精神に不如意を抱える人々の傍らにいたので、私自身も多くのご本人ご家族の不如意な身体故にもたらされるエピソードと共に過ごしてきたといえる。

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 そんなこともあって一層寡黙ガチ(そうかな?)になったせいもあるのか、プライバシーに関していささか敏感過ぎたきらいもあった。一線を退き、自分の親を見送るなどして来し方の道筋は辿れても、行きし方の茫洋とした中で戸惑いも覚える我が身に思いを致す時、先輩諸氏の在り様を記述してみるのも意味があるように思える。

 私の属している施設は、総数でみると30人近くの利用者さんがいらっしゃる小じんまりした施設だ。月~土まで分散して参加されるので、多いときでも1日10人位なのだが、利用者と同じ数の職員も配置されるので、民間のアパートを改造して作られたぶち抜きの1階の居室は満杯状態になる。

 正職員は3名。他の職員は全てパートで頭数ではナース、栄養士各1名。ヘルパー約10名余。運転手3名だ。運営体はNPOで私の知人が手伝っているどの施設よりも、マンパワーに於いては豊かなようだ。ということは1人1人に目が届くということを意味し、運営的には豊かではない。そんな中で緩やかに参加している私の目に映る日常をたまには記してみたい。(写真はkumarの在りし日)

 

コメント
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