ビワの蜜を吸うメジロ、エゴの実を食べるヤマガラ、イヌシデの種子を食べるカワラヒワ、柿の実を食べるシジュウカラの小鳥たちの食事中の4枚の写真がオープンギャラリーに並んでいる。鈴木さんの大雪の挨拶は「12月7日は二十四節気の大雪で、木枯らしが吹く本格的な冬を迎えます。玉川上水の黄葉もイエローからイエローオーカーへと変化していよいよ落葉が舞う季節になりました」と始まっていた。
テレビ・ラジオ・新聞報道などの中で最も生活に役立っているものは気象情報だろう。NHKラジオの「あさいちばん」に登場する気象予報士の「伊藤みゆき」さんを以前から注目していた。具体的なアドバイスや季節の情景描写などをもりこんだ気象情報を流暢に話す。今朝は別人のような声で「雪や寒さで大変な人がいらっしゃる中ガラガラ声で大切な気象情報をちゃんと届けられなくてゴメンナサイ」だった。(写真は日展会場にて)
NHK総合テレビ18:53からの気象情報(首都圏)を担当する「平井信行」くんも私の馴染みだ。国家資格である気象予報士の制度は1994年にできた。気象庁以外の者が予報業務ができるようになったことで始まる。平井くんは1994年の第一回試験の合格者だ。お天気キャスターでは忘れることのできない人がいる。今や90歳ぐらいになられている「倉嶋厚」氏だ。氏は気象庁を定年退職後にNHKに招聘され、素朴な語り口で人気を集めた。
NHKラジオ毎週日曜「あさいちばん」午前5時33分の「季節のいのち」を聞くのも楽しみの一つだ。日本野鳥の会の主席研究員の「安西英明」さんが解説し、質問に答える。今月は「ロシアからの旅人」と題して昨日の第一回は「ツグミ」だった。玉川上水オープンギャラリーと重なる部分が多い。日本野鳥の会では生物多様性を脅かさない自然エネルギー(風力発電所)の注意喚起もなされている。