玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*12・19のこと

2014年12月22日 | 捨て猫の独り言

 アトランタの二人の孫娘のもとに小包が届いた。そのことを瞬時に届くスカイプの映像で見とどけた。600グラム未満の小包料金は配達保証付きで1680円だった。贈ったのは「観覧車」という名の木製のミユージックボックス(オルゴール)で小さな小さな観覧車がメロディに合わせて回転する仕掛けだ。曲は「虹の彼方へ」である。かつて江利チエミも歌っていたという記憶がある。それに本ツゲの「ヘアブラシ」と「櫛」を包んで送った。

 デパートの売り場でクルクル回る観覧車が目にとまり決めた。曲については、あとで調べて映画「オズの魔法使い」の主題歌であることなどを知った。「虹の向こう側のどこか高い空の上に いつか子守唄で聞いた国がある」で始まり「私にだってできないことはない!」で終わる。結果的にまあまあの選曲になったようだ。そして櫛はともかく、タッチのやわらかいヘアブラシだから長い髪の二人は愛用してくれるだろう。(写真は日展会場にて)

 

 さて19日(金)は囲碁の天元戦の最終戦だった。挑戦者の高尾九段が勝って井山九段からタイトルを奪取した。おなじ週の16日(火)は王座戦の最終戦だった。平成元年生まれの井山九段は平成2年生まれの村川七段に敗れて王座のタイトルを失った。井山九段が王座と天元を失い四冠に後退したのは予想外だった。二冠の高尾九段のブログ「たかお日記」のカテゴリーには「馬」「習字」「野球(ロッテ)」がある。

 来年3月の北陸新幹線の金沢延伸により、かせぎ頭の特急「はくたか」を廃止に追い込まれたのは第三セクターの北越急行である。「はくたか」の名は新幹線に引き継がれる。新幹線に対抗して「超快速」を走らせると発表していたが、その具体的ダイヤが19日に発表された。戦いの区間は東京駅と新潟県第3位の人口を持つ上越市にある直江津駅との間である。ネット上で見つけたこの記事には越後湯沢回りの超快速の「スノーラビット」が、みごと長野回りの新幹線「はくたか」に一矢報いることに成功とある。

コメント
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