風のささやき 俳句のblog

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蝸牛我が物顔や雨歩道 【季語:蝸牛】

2019年06月15日 | 俳句:夏 動物
その日も朝から大粒の雨が降っていました
ズボンのすそが濡れて嫌だなと思いつつ
水溜りを避けながら歩いていました

途中
野原のところにさしかかると
たくさんの小さなカタツムリが
雨に誘われたのでしょう
歩道に出てきていました

踏んではいけないと思い
カタツムリも避けるように歩いたのですが
その数の多いこと

ところどころでは
仕方なく水溜りを歩き
靴もしっとりと濡れてしまいました