風のささやき 俳句のblog

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歩道橋、街路樹、一路、夏空に梢、感受す、摘まむ手仕事【短歌】

2024年07月16日 | 短歌

歩道橋に上ると、一直線の道路に添うように続いている
銀杏の街路樹が、青々と茂って綺麗でした

夏空にその先端を差し出して
空に届こうとして、空からの音信を
受け取ろうとしているかのようです

きっと大きな街路樹もまだ成長をしていて
夏の空に潜む見えない手が
その幹の先端を引っ張り上げようとしている
そんなイメージが自分の中に広がりました