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風のささやき 俳句のblog

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詩や短歌も掲載しています

猫じゃらし 【詩】

2021年10月07日 | 

「猫じゃらし」

猫じゃらしで鼻をくすぐると
くしゃみがでるよ

そんな風に教えられて赤子は
隙を見ては人の顔を
くすぐろうとしている

  いつまでも大事にその手に
  握られたままの猫じゃらし・・・・・

やがて不用意に顔を出した夕日が
その頬をくすぐられている


泣き言と甘えばかりに身を染めて世は疎ましき修羅場かな 【短歌】

2021年10月06日 | 短歌
辛いことがあると
直ぐ泣き言をいい
人のせいにしてしまう
自分は甘えた弱い人間だなと
思うことがしばしあります

そんな泣き言に身を染めていると
世の中はますます
自分にとっては生きにくい場所に
変わってしまい
抜けられない悪循環に
はまってしまいます

ここのところは
泣き言も甘えも少しこらえて
自分の出来ることは頑張ろうと
心がけています

黄金の小判めぐむは銀杏かな 【季語:銀杏】

2021年10月02日 | 俳句:秋 植物
温かな午後でした

天気が良かったので
午後の少し遅い時間に
子供を連れて公園に行きました

落ち葉の降り積もった
広い公園を散歩をしていたら

金色の葉をつけた銀杏が
近くに見えてきたので
子供たちに綺麗だねと話しかけながら
その葉を眺めていました

午後の少し赤らんだ日差しと
銀杏の葉との織りなす色合い

この日のこの時間でなければ
見れない色合いだなと思ったら

黄金の小判よりも
よっぽど価値のあるものを見れたなと
そう思っていました