「ドームはT」というキャッチフレーズを聞いた。
1610年(慶長15年)創業、はじめは宮大工、当時は神社仏閣がいちばん高価値で腕のふるいどころのある建物だったのだろう。
明治末期には日本初の鉄筋コンクリート造、敗戦後約13年めに東京タワーを造った。
東京ドームからはじまって国内の5箇所のドームを手がけている。
「ドームはT」といわれるのもうなずける。
なんでも横並びに気を遣ってキョロキョロしながら仕事を進める時代はとうに過ぎた。
まねをしながら追いかける時代も過ぎた。
いまは大国を目指すお隣さんがそれをやっている。
得意分野をもっていれば何もびくびくすることはないのだ。