半年ずれたが拍手について面白い記事があった。
なぜ半年かは、ご覧になればわかる。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20111226/225638/
おやそうだったのかと今気づいたのは、わが国の太古の礼拝には「四拝拍手」の作法があったということだが、これが一拝で八拍手というから計算がわからない。
だが、こういうところに計算を持ち出すものではないらしい。
そういうものだと思えば計算は無用になる。
一方、おやおかしいなと思ったのは、「宴会と三三七拍子の効用」という見出しである。
宴会の手締めの前に「では三三七拍子」などと、いい親父が平気でふれる滑稽さが気にされなくなって、もっともらしいこういう記事にも、ためらいなく使われている。
記事の中味から察すれば、執筆者、あるいは談話者は、こんなことを言わないだろう。
見出しを付け加えたのはたぶん編集者で、その人の参加する宴会には「三三七拍子」という間違い言葉が定着しているのかもしれない。
みなそういうものだと思っているのだろう。
呼び名にはよいリズムが好まれる。それだけのことで。
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