捨ててしまったものは、それ思い出すことはごく稀だが、落としてなくしたものはときどき思い出す。
書き慣れて手になじんできたのに、通勤の帰りに市電から降りるときに落とした、パイロットのやや上等な万年筆。
もう亡くなった先輩の病気見舞いに行ったとき、車から降りるとき落とした、オパールのネクタイピン。
酔ってタクシーから降りるときに落とした、甲州印伝の財布。
並べてみると、みな乗り物から降りるときに落としている。
乗り物でも、路面電車でなく車両の床と同じ高さのプラットフォームへ降りる場合はものを落としてない。
福島、新潟の人が、降りることを落ちると言うのを聞いたが、ものは落ちるときに落ちるらしい。
落ちるときに落ちるのは、上から下への位置のエネルギーの代謝現象なのだろうか。
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