・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

環境が単純なほど事故は起きやすくなる

2012年07月14日 | つぶやきの壺焼

赤瀬川原平著「散歩の収穫」に、七差路で事故は起きないと書いてあった。
交差点の形がややこしければ運転者の注意力が普通の状態に戻るからだろう。
普通に運転していれば交通事故はめったに起きない。
いまのくるまは、車輪が外れることはまずないから。

交差点の道の交差数が減っていくと、通り抜けるときにほかのことを考え始め、普通の運転でなくなるから事故が起きる。
交差してない一本道、それも真っ直ぐな道がいちばん危ない。

歩いて気づかない段差や傾斜も危ない。
普通なら転ばないところでは、普通でない歩き方になりやすい。
普通に歩くという何十年の経験も、普通でない歩き方には役に立たない。

ハチ公前の雑踏で転んで大怪我をしたニュースはまだ聞いたことがない。
あそこでは、たぶんみなが普通に歩いているのだろう。


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