・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

待たせるという優越感

2013年02月08日 | つぶやきの壺焼

待つことと待たせることと、どちらを好むかと問われて、待たせるほうが楽でよいと答える人は、待たせる仕事をしている人に多い、と言えるだろうか。
仕事では待たせても、自分の生活では待たせたくないという人もいると思うから、はっきり答は出ないのだが、仕事で待たせられるのは、私生活の待つ身よりも我慢しにくいことが多いと思う。
それでも仕方なく待つ。
待つことを極端に嫌う人は、その仕事から離れるしかなくなる。

こんなことを書き始めたのは、ひどい放送局があると聞いたからである。
言われていたとおり、9時30に放送局に入る。
さんざ待たされて、放送は19時から、そして放送時間はたったの2分間。
まさかの事実、作り話ではなさそうだ。

とてもかなわないので、それ以後放送の仕事は一切お断りにしたという。
局のほうも、断らずに去ってもらう作戦だったのかも知れない。

「待たせとけ」の一言に、みょうちくりんな優越感をもち、ときどきそれを味わいたくなる、そんなけちな根性の持ち主も、広い世の中には多分いるだろう。

一方、待つ身になってみることもなく、待たせるのは嫌だという人もいる。
待たせるということは、習慣というより、趣向なのだろうか。

コメント (2)
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