GS世代白書という本が出たと聞く。
GSとは、golden sixtys 「黄金の60代」のことである。
いわゆる「団塊の世代」を中心とした60代、人数が多いだけでなく「ゴールデンな人たち」である。
日本人の個人総金融資産1500兆円のうち520兆円をこの世代の人が持っているといわれる。
期待されているのは財布だというが、もっと別のものに期待すれば、ただあちこち歩き回るだけで、そうでないときは何をしてよいかわからないなどということもなくなっていくと思うのだがどうだろうか。
消費への期待と、せめてその半分ぐらいは生産への期待で、ゴールデンに磨きがかかるように。
いうまでもないが、生産はモノが対象とは限らない。
GSも10年後にはPS platinum seventys 、20年後にはDE diamond eightys になる。
そのあとは。
灰とダイヤモンドなどという映画を思い出すのはやめておこう。