スポーツの成績には、数であらわされるものと率であらわされるものがあります。
たとえば年4回開かれていた時代に勝ち取った優勝の成績と、年6回になってからの優勝は、その機会を得る条件が異なります。
数を重ねることが、もちろん偉業ではあっても、優勝の機会という比重が異なれば、重みも変わってきます。
数えやすく、ニュースにしやすい数の成績は、すぐ表面に出ますが、率を考えた成績は、なかなか表に出そうとされません。
成績はよいほうが、みながハッピーだからでしょう。
喜びは大げさなほうが受け入れられやすいのです。