たびたび何度もやってくるセールスには、どこか怪しさを感じるものです。
TV放送される中継録画でも、同じ場面を何度も見せられると、その信憑度を疑いたくなります。
長い時間を使って見せる場面、繰り返し見せる場面には、何か意図があるに違いないでしょう。
それについて気づいたことがあります。
だらだらと繰り返された場面では、ウソの部分にも多くの時間が使われているということです。
人の話は、ウソ話ほど、くどく長くなります。
ホントの話はひと言で伝わります。
中継放送には、マニュアルがあるのかもしれません。
◇ 信用できない人の話ほど、長時間を割り当て、
_______一言一句漏らさず放送すること。
これを励行すれば、賢明な視聴者は、電波に乗った時間の短い話からは真実をすぐに感じ取り、長いウソ話は見破ってくれるだろうというわけです。
TV局は、収録できた報道材をそのまま提供するのでなく、視聴者が真実を見抜く感覚を磨きあげるための、心理芸術的編集を施しながら、文化水準の向上に寄与するよう努めているという見かたもできます。
これ、まさに「良心TV報」ではありませんか。