さあ大変、大急ぎで、こっちが先、これらはみな緊急と呼ばれます。
かもしれないという知らせまでが"緊急"と呼ばれます。
そう言ってもらわないと困ることもあり、言われても困ることもあります。
緊急のたぐいの言葉を受けたとき、どうしなければならないかの判定には、言葉だけでなく空気の読み取りが必要です。
下請け製作の仕事をしていたとき、金曜日の午後になると、月曜日の朝までにという仕事をよこす、悪癖のある親会社の人がいたことを思い出します。
12月28日の夕刻、官邸に情報を持ち込む野鼠党の人も同類、こういう人たちは、多分いい死に方はしないでしょう。
ともかく、"緊急"は、気づかなければ危なくもあり、それに囚われてもよくない、困りものの一つです。