体を丈夫に作り変えようと、いろいろ手を尽くすのはよいことです。
たとえ体質改善への効果が見られなくても、何かを試すこと、続けること、努力することは、引っ込み思案、飽きっぽさ、怠け癖の修正改善には役立つでしょう。
脳の働きも、体質の一部と即物的に考えれば改善できそうですが、それは自分自身のことで、他人の脳の働きを変えようとするのは無理無体なことです。
その無理無体を万人単位の人にほどこす鬼のような行為を、平然とやってのけるような人間も地球上に実在します。
そんな奇人の一人を国賓として迎えるなどは、自国民をひとまとめにしてその奇人に献上する大悪手にほかなりません。
この間違いだけは、ポカを打ったぐらいで済ませられることではないのです。