フリオの歌声は、ゆっくり聴くと優しく聞こえます。
尾を振る犬は可愛く見えます。
すぐに咬みつく犬には見えません。
人間はむやみに尾を振ってはいけません。
危ないのは、組織機構の代表が尾を振る素振りを見せてくるときです。
組織機構の代表が、国の代表のような顔をして尾を振る素振りを見せてきたときは、危なさがまた重なります。
そんな相手に、こちらから尾を振っていると、とんでもないヤバい結果を招きます。
フリオの歌声も、ヤベー ヤベーと聞こえてきます。
そんなことを考えていたら、しっぽには尻尾よりも振尾という字を当てることもできそうだと思いつきました。
振尾はどうあってもそのときだけのこと、決して未来永劫に続くものではありません。