「呑む」楽しみの王者はやはり酒でしょう。
"酒"で検索してみたら、近所の酒屋の地図が出てきました。
酒屋を調べても仕方がないので、"最高 酒"にしたら、出てきたのが「十四代 純米大吟醸 大極上諸白 龍泉」、味は想像に預けて、折角なのでどういうものかを覗いておくことにしました。
まず総銘柄の十四代のいわれから始まります。
元和元年創業から十五代の、山形の高木酒造の当主が、商標登録を申請したとき、十三代、十四代、十五代の三つのうち十四代だけが認められたという話です。
十四代なら「とよしろ」と読めるので、認定した役人のお気に召したのかもしれません。
諸白(もろはく)は、麹米と掛け米の両方を精白米で造られた透明度の高い酒で、その大極上なら、さぞすっきりした旨い酒なのでしょう。
「龍の落とし子」という十四代にしか使わない米から造って、氷温貯蔵し熟成させた泉のような酒で、龍泉と名付けたようです。
もし金満家から「一杯呑ませる、何かお好みは」と聞かれたら、「十四代龍泉などいかがでしょう」と言ってご覧になるのも一興かと思います。