大型の双眼鏡を持ち歩く人が増えているそうです。
大きく立派に見えて軽いものが喜ばれるのでしょうか。
婦人帽、サングラス、ネックレス、カメラ、腕時計、バッグ、靴までも、同じ大きさなら大きく見えるほうが好まれているようです。
持ちものでなく国までも、大きく見えるところとの付き合いがだいじにされます。
すぐ隣に、広大な土地を持ちながら勢力範囲を大きくすることだけに執心している国があると、その勢力範囲に呑み込まれる恐れには気付かないふりをして、相互の繁栄第一を唱える友好バカがあらわれます。
友好バカは、相手の望んでいる繁栄が、相互ではないことには目をつぶります。
前世紀に、大きく見える国と不可侵条約を結んで大失敗をした歴史の事実にも目をそらそうとします。
そういう友好バカが、何百万人の殺戮を平然と行う広大国の首領を、国賓として招こうと企み実行しようとしています。
増税には我慢しても、この愚挙だけは許すことはできません。
早々の取り消し宣言をしてもらわなければ、明るい新年など決してやっては来ません。