南無煩悩大菩薩

今日是好日也

鳥瞰。

2006-10-11 | つれづれの風景。

鳥になりたい。

大空を飛んでみたいだけではない。

その視点で世界がどのようになっているかを俯瞰してみたいから。

下から見上げる。横から眺める。真っ直ぐに見つめる。ということは割合簡単だが、上から鳥瞰することは、難しい。

上空に舞い上がることは難しいけれども、意識のジャンプはできるかもしれない。

トランポリン型発想法。

チャランポラン型発想法ではない。



木々の葉は、太陽の恵みを受ける為に芸術的な重なりをみせ、それがまた至極合理的に構成されている。

人の世界も、案外うまく重なり合っているのかもしれないし、そうでないかもしれない。


しかしやね。

鳥のように飛べるということは、脳みそが軽くなければならない。

鳥瞰できるということは、チャランポランと紙一重になるということやね。

ここんところが問題。


鳥になりたい。

ただ。てっぺん禿を見つけて喜んでいるだけの鳥では意味が無い。

少しの理性と知性。少しの努力と勇気をもって、鳥瞰できる意識のジャンプ。

飛べない人には、鳥の目でどう見えてるのかを理解する術がある。

それが想像力というものだ。


前後左右上下高低。
全体的な必然的合理性に沿って、自然も人も成り立っているのだろう。

コメント (2)
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