印象派の絵画の感銘は光によるところも多い。
モネさんの筆致をまじかにみたときは、まじかよ!と思わずうなった。
これぞ印象派。
道教であればインヤンの思想。
イヤヤン!なぞといってはいけない。
陰陽が、インパクトとなり奥深さとなり、鮮烈となる。
日向で咲くヒーローには、日陰で支える実質的栄養分なる人々が不可欠なのだ。
「光を写しとるより、印象としての日陰を産みだすほうが随分と手間と技量をようする。」
とモネさんが言ったかどうかは知らないけれども、言ってほしいなぁ。と僕は思う。
自然が現す印象。それを掴み取り違った形でビジュアルスキャンダルを産みだす芸術家。類まれなるその印象。
どちらも、どっちにでも還元可能なものは、本当の意味での真実であり、真理であるのではなかろうか。
陰陽だ。明るいほうばかりに目を向けてはなるまい。
きっと。眼をやられる。