南無煩悩大菩薩

今日是好日也

感受性。

2008-10-09 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。

弥太郎こと、のちの小林一茶6歳の発句である。

われときてあそべやおやのないすずめ。


そもそも、感受性というものは、その境遇を自分なりに克服していく過程において、はぐくまれつつ行くものであろう。


やがて一茶翁は、かの有名な句を発する。

やせがえるまけるないっさここにあり。


地道に真摯に奢り悲観することなく、自らのうちに整合性を築き上げるその努力の賜物は、感受性という形で、また自らを励ますのだと小生には思える。

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