黒い石と白い石と綺麗に並べると、その境目には、くっきりとした線が浮かび上がる。
そこに線が引かれているわけではないが、私達は線を見る。
それぞれに、石は違いのある点として存在しているわけだが、大量に集まると、白い面、黒い面として、同化される。
白い石の多少のくすみや黒さ、黒い石の多少の薄さは、問題ではなくなる。
全体像とはそういうことだ。
線に見えてたものも、近づけばそうでないことがわかる。
面は、ある一面を覗かせただけでそこにはそれぞれの個性ある点でなっている。
部分を詳しく見ることで、いわゆる、ディテールを知ることとなる。
点の究極の研究が、先般のノーベル物理学賞の対象でもあった。
全体的俯瞰と、構成要素的ディテールの解明。
物事に白黒をつけるとは、なるほどこういうことかもしれない。
やはりお伊勢様には、みるべき風景がある。