南無煩悩大菩薩

今日是好日也

誘手。

2009-02-17 | つれづれの風景。

柳に飛びつこうとする蛙には、このように見えているはず。


蜂のムサシや、カモメのジョナサンは太陽に挑んだ。

目の前に人参ぶらさげられた馬はよく走るともいう。


理屈ではなく、そこにあるから動機付けられることは多い。

なければならぬものではなく、あるからなければならぬことだったようにおもえる。

ぶらさがっているものに、触手を動かすのは、いたしかたもない。

げんにあたしも、揺れる柳に必死こいてこのアングルを撮っている。

おおきな口開けて。


据え膳食わぬは武士の恥、ともいうが、要は、単に誘いに乗るのか、もしくは挑戦や開拓といった意気込みの有無が、かっこよくも、アホヅラにもするのではなかろうか。


コメント
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