男子の本懐とはなんぞや。
女史の本懐でもかまわん。
諸子における懐(いだ)きし本分のところを述べよ。
「唯一正道を歩まん」、「仮令玉砕すとも男子の本懐ならずや」
ライオン宰相と呼ばれ、その断固たる政治姿勢により凶弾に倒れた、第27代内閣総理大臣濱口雄幸の言葉といわれる。
今日は、衆院選の公示日。雄幸候が生きていれば、当世どのような確固たる信念をもって臨むのであろうかと。
一国のリーダーならずとも、由々しき事態を乗り越えるとき、本懐ならずやの気概なくして、由々しきは、由々しきままであろうと思えるのであります。
諸君。我々も我が本懐とはなんぞや。と自らに問いかけてみようではありませんか。
ついでながら、小生が雄幸候のエピソードで大好きなところをひとつ。
雄幸と言う名前は、本当は両親が幸雄とつけるはずであったのですが、酒飲みの父親がよっぱらって、酩酊状態で間違えて逆さまに登録したからだといいます。
いたしかたなし。それもまた本望かつ本懐ならずや。