南無煩悩大菩薩

今日是好日也

白もしくは黒、もしくは、

2014-10-10 | 世界の写窓から
(photo/source)

「自立と他律、集権と分権、分化と統合、調和とコンフリクト、燃える人とくさる人、競争と調和、リスクと努力、自由と規律、個性と均質化・・」

これらの言葉が意味するのは、その取扱方が悩ましいということだ。

どっちにしてもどっちにも生じ得る矛盾を内包しているからだ。

グレーの自分が白と黒の二人に別れて対局するようなもどかしさである。

ハゲに数本の毛を植えてもハゲであることに変わりはないような、

また、「揚げたてをどうぞ」と看板を上げているくせに「先に揚げた」ものから客に売るような、

あるいは、「壁に張り紙をするな」と書いた「張り紙」を見るような、

つまりそんなものがついてまわるのである。
コメント (2)
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