(photo/Bookstore in London ruined by an air raid, 1940.)
空襲下にあってもその青年は一途に本を読む。
ある植物学者が、一途に深山斜面に分け入り足を滑らせ尻もちをつき周りの草を慌ててつかんだところ、それが未発見の新種だった。そしてそれも一度や二度ではなかった。という話を聞いたことがある。
たまたまの縁でも思いもよらない何かでも、自分を支える未発見の言葉に巡り合う、それが一度や二度ではないから「本の虫」も棲息を止めない。
空襲下にあってもその青年は一途に本を読む。
ある植物学者が、一途に深山斜面に分け入り足を滑らせ尻もちをつき周りの草を慌ててつかんだところ、それが未発見の新種だった。そしてそれも一度や二度ではなかった。という話を聞いたことがある。
たまたまの縁でも思いもよらない何かでも、自分を支える未発見の言葉に巡り合う、それが一度や二度ではないから「本の虫」も棲息を止めない。