南無煩悩大菩薩

今日是好日也

鈴達磨。

2007-03-12 | なんとなく落書。

ちろりんちろりん。と。

起き上がります。

とぼけた顔をして。したたか。


けとばしてもあきません。

おいぬいてもあきません。

きらってもあきません。


はんなりついて参ります。

ねちっこくついて参ります。



わすれたころに。

ほら。

ちろりん。


わるさするかどうかは。

きらわないことでおます。


すきになるかどうかは別にして。

きらわないことでおます。


ちろりん。

となったら、気をつけましょうぞ。


見立ての難しい。

謎の妖怪でございます。

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鳥渡る季節。

2007-03-10 | なんとなく落書。

禿絵ではない。影絵なのだ。


何処へ帰るの冬鳥達よ。

何処から来るの夏鳥たちよ。


行きしもの。来しもの。

飛び立つもの。飛び込むもの。

卒すれば、ふたたびの挑戦。

さよならあらば。こんにちはあり。

百家往来。古今東西南北旅烏。

年年歳歳。歳々年々。往来往来。万事オーライ。



3月4月は、舞台転換の季節だ。

そういえば、「梅田第4ビルの早生桜は、満開ですよ。」

言葉のままに。
呑んで千鳥が渡って見たらば。

喧騒のその裏で。

こんにちは。


一回り小さき五葉の可憐が揺れておりました。

2対の桜木だけが、ひっそりくっきりけなげはかなげで。

つい。それ。時間を忘れて、たんすながもち。

思ったことが。

この季節に咲いて。交配は、できるのだろうか。

街中の、仲間のいない。飛び地の早生桜。


酔客往来お節介千鳥。

止まり木探して旅烏。


さようなら。



鳥渡る季節。
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磨く。

2007-03-09 | なんとなく落書。

天の将(まさ)に大任をその人に降ろさんとするや。

必ずまず、

その心志を苦しめ。

その筋骨を労せしめ。

その体膚を餓えしめ。

その身を空乏にし。

行うこと その為さんとする所に払乱せしむ。

-孟子-



よいか。かの方も、そうもしておる。



こんなはずじゃなかった。

体がきつくなる。

生活が苦しゅうなる。

先の明かりが見えへん。

なにをやってもいんけつで どぼじてどぼじてであろうともや。

それこそが、本来の意味のあることに、専念する環境を作ってくれている。

と孟子さんが申しております。


難儀なことでも、知らず知らず、磨かれておるとおもえば。

お浜はんと同じで、「私は耐えてみせます。」と思われそうやないか。

いつか中座の華になる。

難波恋しぐれですわ。



わいかて、わからしまへんで。

どないな人間になるかは。 死ぬまでわかりゃしません。

今、いじめとったら、うまいこといっても、感謝したらんから。


「ああ。あのしんどさが、わしでもここまではやれたんやなぁ」なんてえことになるかもしれまへん。


天から、大任を降ろされるような人間では、はなからございませんが、背負ったものを守るボロ布の紐ぐらいには、なれるように磨かなわしの意味がなくなります。



それなりの務めを天は人に課すのでございましょうな。

解釈勝手連の、取り様ではありますが。

よいことを申すのう。孟子さん。


その。

艱難 汝を玉にする。

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困犬。

2007-03-08 | なんとなく落書。

月を見てくよくよするなりそこないの犬がいる。

人はそれを見て、愛玩する。

何を愛するかと言えば。

似たものどおしのどうしようもないぐずり。

それを食ってくれるのが、困犬。


この犬は、都々逸が好きだ。

「あきらめましたよ どうあきらめた あきらめきれぬと あきらめた。」

ほれ。

さっぱりした。


さ。

つぎいってみよう。

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箇中の意。

2007-03-07 | なんとなく落書。

箇中(こちゅう)の意を 知らんと要(もと)むるも

元来 秖(ただ) 這是(これこれ)のみ。

-良寛禅師-




なんで、あなたは、そうなの。

どうして、君はそうなんだ。

何故に、そのようなのかね。

ブラブラブラブラ・・・・・。



自身の真意を知ろうと求められても。

なんだかなぁ。

もともと。私は、私自身だと答えるよりほかにしようがない。

つまるところ。自分自身。



箇中は、影絵のようではありませんか。

輪郭しか掴めない。



自身のことと思えば思われる。

関係の無いことと思えば思われる。


元来。惟(ただ)。これこれのみ。



別にたいした恣意はござらぬわい。


愚禿の思惟。

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花を詠う。

2007-03-06 | 日日是好日。

上をおもえば 限りがないと 下を見て咲く百合の花。
-詠み人知らず-



菊梅桃桜。
牡丹に芍薬に躑躅。
いずれあやめかかきつばた。
紫陽花に百合。

開花が続きます。

花そのものを愛でるもよし。

花を己に映すもよし。

花の下で呑むもよし。詠うもよし。

めでかたいろいろ。

めでたさいろいろ。


いかようにも咲いております。


上戸下戸は別にかまわず。

花を詠ってみる心持ちは大事にしたいものであります。


詠むこと酔うこと限りはないと 呑んで詠えばちりとてちん。


 
今年は花見も早まりそうでございますなぁ。
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鬼の歓迎。

2007-03-05 | なんとなく落書。

まんじゅう怖い。なんて人もおりますが。

幽霊。化け物。鬼。の類はそりゃ、見た目が怖い。

中には、愛敬のある鬼もおりますが、総じて歓迎されたいものではございませんな。



おっとと。こやたまげた。

怖い怖い。怖いながらも見てみたい。

と。好奇心はありまして。

知ってしまえば案外、お互い歓迎し合うようになったりもするものであります。



怖いものがだんだんなくなってきて、世の中をなめるようになってまいりますと、悪さをするのが出てきたりします。

この辺は、人も鬼も似たようなものでございます。


心を鬼にして。なぞと、鬼にならんとあかんときもございましょうが、鬼というものを知らず知らずの内に、自分が鬼になっていた。なんてことがございませんよう。

恐さに目がくらんで、怖さを忘れたりいたします。

見知らぬ怖さを、忘れんようにしたいものでございます。


生身の人間が鬼になると、見分けられんよになって、怖さをわすれて、ついつい、にっちもさっちもいかんようになる。


鬼らしい鬼が、愛おしくなってくるものでございます。


そんなこんなの。百鬼夜行。

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行こう。

2007-03-03 | なんとなく落書。

如何で疾(と)く 京へもがな。
-土佐日記-


おお。いかいでかいかいでか。なにがあっても駆けつけようぞ。
あこがれの京の都へ。



気つけていきなはれや。

後ろ見て今を見て前を見て。

はしり続ける。学び続ける。

ついでに、呑み続ける。

いかでもがな。わが心の都まで。


足を上げて。腕を振って。

行かずにいられない。

逝かずにもいられない。


都が待っている。

未だ姿をみせぬあこがれの園。


さ。行こう。


とどは、待ってはくれない。

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選択と集中。

2007-03-02 | なんとなく落書。

旧約聖書に出てくるアダムとイブ(エバ)以来。

産めよ増やせよ地に満ちよ。
土地と言う名のアダムよ。
全ての生き物達の母という名のイブよ。

との神の声に従って、選択と集中を行って来た。


成功の為の手段。それが選択と集中。

生存競争と数的繁栄が成功であるなら、神の戦略は当たったといえる。

季節を選ばず、何はなくとも、この選択への集中だけは忘れない。
人類は、のべつまくなしに、選択と集中の可能な肉体を手に入れた。
ひひのごとし。繁栄の強靭さだ。


すばらしいプログラムだ。

狼よ。 あ。 おお神よ。


学ぶべきことがある。

つまり。


「選択をしたなら集中すべし。」
「集中できないようなことは、選択するべからず。」

中途半端こそが、失敗を招くのだ。


やはり。神は偉大である。

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月の砂漠。

2007-03-01 | なんとなく落書。

つきのさばくを。

はるばると。


か。



山か。雲か。月か。

遠くを知ることなし。

煙空 雲たなびいて。

山 月 依然たり。




駱駝に揺られて 旅の空。


さめざめと月の風景。

わたしも。然り。

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