知識は単独では不毛です。
仕事と結びつけられてはじめて生産的となります。
落語家はその「ねた」という知識を、噺という仕事に活かし、評価されることで、地位とギャランティーが決まります。
機械工学の権威でも、酪農業で成功を収めるには、違う知識と結びつく必要があります。
また、いくばくかの知識を有していても、仕事と成果に結びつけて活かさなければ、それは不毛だということです。
会社であれ、他のいかなる組織であれ、
できる限りのパフォーマンスを目指そうとすれば、
知識とその結びつける力によって、個々を見直し、
そこにある知識を、その集団の持つ、共通の課題に向けて、
統合できるかどうかの問題だともいえます。
そこにある様々な教訓を統合し生産的となしえるかどうか、
それは間違いなくリーダーの結合力を問われているのだと思っている今日この頃です。