南無煩悩大菩薩

今日是好日也

Servant Leadership の断片

2019-03-08 | 古今北東西南の切抜
(picture/source)

‘相手も自分もみくびる理由はないし、かいかぶる理由もない’

‘自分の都合で相手を利用する気持ちがないから、相手を断片的に観察したりしないし、相手の部分に過ぎない機能に期待して心を乱すといったこともない’

‘他人を評価することなくあるがままに認識し始めると、自然に共感が生まれる’

‘組織の欠陥は、個人の自発的な関与で補われている’

‘「おまえもっとできるだろう」という目線から考えては駄目です。彼のキャリアと能力、環境から考えて「よくやっているな」と見ることが大事なのです’

‘自分が彼より詳しいはずなどない。私の仕事は判断を下すことではなく、最善の判断ができるようお膳立てすること’
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年齢バイアス

2019-03-07 | 古今北東西南の切抜
(picture/source)

‘これ以上ないほどの侮辱である。通信会社はベビーブーム世代を、インターネットの仕組みを理解できない時代遅れの人々だとみなしている。インターネットを発明したのは彼らであることを、ご存じないようだ’。

ある通信会社は55歳以上の顧客向けサービスの宣伝で、電話のボタンの大きさを強調したことで「この世代はテクノロジーに疎い」と暗に匂わせた。

美容製品の「アンチエイジング」効果をマーケティング目的で喧伝するのも、「加齢は当然、忌むべきものだ」とほのめかしている。露骨ではないにしても、やはり害がある。

スタンフォード大学での研究によると、今日では60歳代の勤労者は、一般に経験豊富で健康状態がよく、仕事への満足度は若い同僚よりも高い例が多いという。職業倫理と会社への忠誠心がともに強い。やる気にあふれ、物知りで、世の中の難題解決に長け、出世よりも有意義な貢献に関心がある。人々を束ねて情報や組織理念を共有する傾向などは、むしろ若者よりも強いそうだ。

たしかに高齢者の中には、身体能力や認知能力が衰えた人々、あるいは活き活きとしたライフスタイルを維持できない人もいる。しかし、それよりはるかに多くの高齢者が、健康で活動的な生活を長く送ることができるし、またそうしたいと考えている。

若宮正子女史は、60歳の頃からパソコンを始め、プログラミングを始めたのは80歳を過ぎてからだった。そして82歳でアップル・アイフォーンの公式アプリに採用された。

34年間勤めた工場が閉鎖によって解雇され、発起して会計学の学位取得課程に入学・卒業、そして再就職し新しいスキルを発揮して新天地で働いているある女性はこう語っている。

「卒業した時、私は56歳になっていました。私の年齢を気にすることもなく、まだ貴重な働き手と見てくれる人たちがいるとは思ってもみませんでした。誰でも定年が近づくと、雇ってくれる会社があるのかと心配になりだすものですから。でも私は、年齢や経歴にかかわらず、自分が貴重な人材なのだと感じさせてもらえました。私は、失業して失っていた自信を取り戻したのです」。

もちろん若い人の活躍には目覚ましいものがある。だから、これは若いからええ、あかん、、年寄だからあかん、ええ、などとどうこうということの話ではなく、わたしらは年齢というものにバイアスをもちやすい。

だから、若いから年寄だからなどと齢のせいにしないで、実質的なものを観る目を養いましょね、と言うことなのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Moon,zooming in!

2019-03-03 | 世界の写窓から
(photo/source)

World's sharpest Tele lens! Moon, 300x zooming in! 4K, UHD, Leica 2.8/400 mm


人間の視力は何キロメートル先まで見えると思いますか?と聞かれれば、見えるところまで、という答えになるのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今を生きる

2019-03-02 | 有屋無屋の遍路。
(picture/source)

‘ニンゲンが欲を肥大化させるのは、行く先に不安を感じるからでしょう。つい動物も同じ感情を抱いていると思いがちですが、それは違います。

たとえばシマリスが秋になってドングリを口いっぱいに頬張るのは、やがて来る冬の到来への危機感から蓄えにいそしんでるわけではありません。

日が短くなると本能でそうしたくなる。動物は「いま」この瞬間に向き合って生きているのです。’

というようなことをある動物学者の先生はおっしゃっていた。

先の不安が今を蝕んだり、以前の悔やみが今を朧にしない生き方。できるだけそんなふうに今を生きて生きたい。

Francisco Tárrega: Tango Maria














(photo/source)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする