バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

直前でやめる才能

2008-05-03 23:53:36 | 
 描きかけだった絵に手を加えた。
 F3に人物全身を入れているから、かなりデフォルメして描いているが、なんか物足りない。人物に動きはあるが、なんか変。
 人物は全体を赤で描き、背景をグリーンで統一していた。背景にいくつか色をおき試行錯誤しながら、上下のトーンを変えてみた。
 すると床と壁のイメージができて、いきなり空間に奥行きが生まれた。
 空間の収まりが良くなると、描いてない別の空間まで見え始めた。
 こういう技法もあるんだ。
 小さなカンバスに1本線入るだけで、人が丸々一人、それも躍動する人間を入れることができる。
 夕方までとりかかったが、夜は知人宅に招かれているので、今日はここまで。
 どうせ乾かないと次へは進めないから、調度いい。早く次のイメージを具現化したいが、乾くのをじっと待つことになるが、この時間が辛い。描きすぎず、塗りたくりすぎず、調度いいところでやめるのが才能だというが、凡人は描きすぎてしまうのです。ましてやいろいろ試しすぎて、既に色を乗せすぎの感がありますから、もうすでに重すぎます。
 どこが終わりかわからないけど、たぶんあと1回で仕上がると思う。
 
 次は最終仕上がりに向けて、最初から無駄なくスリム化して描き上げてみたい。

















学年それぞれ

2008-05-03 06:46:49 | バネ
5/2のバネ
 翌日から合宿の野田ジュニアの小学生は気もそぞろの学習になる。
 「今日は8時に寝るから」と何度も繰り返し勉強に集中できないでいた。
 「これができなかったら今日帰れないよ」という脅しにまんまとひっかかり、ぐにゅぐにゅ言いながら、なんとか課題をクリアし、最後には気分はスッキリになり、笑顔で合宿参加できることになりました、めでたし、めでたし。
 中1クラスは新人を迎え、一気にクラスが活気づいた感じ。最初にあみだで席替えし、男女ほど良く混ざったところで、正負の計算を最初から確認していく。
 まずは括弧のついた加法。最初は楽勝!ムードだったが、累乗、乗除のあたりでポツポツと不正解者が出始める。後半四則演算に入る。新人さんもいたことから、バネ式項の分け方を説明する。大括弧、中括弧がついた四則演算までくると、なかなか正解できない。計算の仕方がわからないというより、計算力に問題がある人もいて、計算ミスが増えてきた。
 そしてラスト問題。分数、小数、累乗、括弧など総動員した四則演算。
 「こんなのできるわけない」とか「先生、問題変えましょうよ」と皆逃げ腰だったか、一人正解者が出ると、皆本気で取り組み始めた。
 同レベルの人数多いクラスは、数が生かせる。

 続いて公立中3クラス。
 このクラスは、私立と公立を分けているので、たった一人のクラス。
 いわゆる家庭教師状態です。
 中3になって急にやる気がでてきたので、マンツーマンの授業でも息切れすることなく、英・数ともに1単元総復習できた。
 「明日大会です。」と帰り際にぽつりと言う。
 さすが、中学生。小学生みたいに、次の日のことで頭が一杯になることなく、勉強にしっかり集中し、9時半過ぎに帰って行った。
 試合もがんばれ!