バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

縁が円になる

2008-06-14 07:03:42 | Badminton
 小学生のバドミントン界、移籍だの引き抜きだのと盛り上がっております。
 この時期、チーム団体戦の若葉カップ予選が終わる頃で、成績それなりの子の移籍が目に付くのでしょうね。でもね、トップの子達って若葉のために移籍するかなー。もっと他に理由あるんでしょ。
 わたしは基本的には去る者は追わずなので、他に行きたいと言われれば「どうぞ」となりますが、今のところそういう選手いないですね。そもそも少しでもいいところがあれば、そちらに行きたくなるのが人情です。しかし腹の底ではこう思っています。「暗いと不平を言うよりも進んで明かりをつけましょう」です。指導者やチームに不満があるなら、自分が積極的に関わって変えればいいじゃないですか。だめなら自分で作ればいい。
 朝6時前にチャイムが鳴るから、こんな時間に誰かなと思うと、犬の散歩の近所のおばあちゃんでした。「お宅、バドミントン教えてるんだって? うちの孫にどうかな」
 たまたま近所の人が教えていた、たまたま近くでバドミントンできた、そんな偶然で集まった子達との縁が円になる。だからこそ入った子は大事にします。大人として精一杯のことをしようと思っています。

継続を支える力

2008-06-14 06:39:53 | Badminton
 今日から高校生の関東大会。
 男子連続19回、女子連続17回目の出場ですから、継続は力なり。
 男子が初めて関東大会出場したとき、会場は上尾。
 応援行きましたよ。まだ子供がいなかったから、身軽に観戦のつもりで。
 そこで初めて会ったお母ちゃん軍団に圧倒されましたっけ。今のジュニアの母パワーとはまた違う意味のパワーに。
 めいめいが重箱にごちそうを詰めてきて、雨だったこともあり、混雑する会場の階段の踊り場でシート広げて食べました。
 「ほら、先生、これ食べて。奥さんもこっち来て!」と、他の学校の選手たちが行き交う中でピクニックしました。まるで運動会のように。
 他の学校はというと、お母さんたちが学校名が入った揃いのTシャツで応援していました。ああいう世界もあるんだなと思ったものです。
 あれから19年。
 今になってしみじみわかるのは、あのピクニックパワーは大切なものだったということ。
 若葉に行くお母ちゃんたち、こういうピクニックパワーでいけるといいんだけどね。

 今年の関東会場は小田原。宿は小高い所にあって、「いいとこだよ。空気もいいし、気持ちいいよー」ということです。温泉入ってリフレッシュしてのびのび試合できるかな。


文は映像に頼れない

2008-06-13 07:01:48 | バネ
6/12のバネ
【合体漢字】
「ふごんふごん」
小6男子からの出題。

 国語読解問題が苦手という生徒。
 理解力は高いので意外。木曜の長時間クラスにやってきたので、読解力を確認した。すると文章を味わっていないことがわかった。受験テクニックは知っていた。文をデジタル式に読んでいる。しかしそれではつまらないでしょ。例え入試やテスト問題とはいえ、小・中学生に提供される文はそれなりの内容を備えていますから、文章に出会うつもりで読んでほしい。
 映画監督が「そこは淋しそうに歩いて」と役者に指示すると、役者は気持ちを表情や歩き方で表現しようとするでしょ。こうして気持ちを映像で伝えます。では文だけで気持ちをどう伝える?役者が映像で伝えようと工夫したように、文章で表現しているよ。どこかに気持ちを表す何かが書いてあるよ。
 こんな説明をつけたら、味わうことを少し体験できた様子。まずは物語、次は説明文の楽しみを味わってもらおう。
 本当は自分で文章を書くと力付くんだけどね。バネでは小学生にはたびたび作文授業入れます。気持ち表現を工夫したり、隠しテーマを作ったりします。しかし中学生になると英数で手一杯になって、文章読解ましてや作文に割く時間なくなります。本当は読解力が学力の要なんですけどね。

 【漢字解答】
 「弱」






自画像

2008-06-12 14:36:08 | 
 今日は絵の日。
 天気が良ければ外で描く予定だったのに、雨で残念。
 今日は何を描こうかと思い、特に描きたい物がないので庭のあじさいを籐の花瓶に挿して持参した。が、今日は最後まで気持ちが入らなかった。もともと今は花を見ていても、描きたい気持ちが湧いてこない。今日の題材に調度いい物が手元になかったので、たまたま今朝の強い雨で下に垂れ下がってしまったあじさいを持って行ったのだけど。
 今はとにかく人物を描きたい。
 筋肉のかたまりを色で表現してみたい。
 じっとしていてくれるモデルを調達できないので、先日鏡を見ながら自画像を描いた。
 アングルを決めて、ザッザッと色を置く。不思議なもので、描いているうち普段鏡をのぞく感覚とは違うことに気づいた。鏡に写ってるのは絵のモデルであって、自分ではない。描き込めば描き込むほど、自分から鏡の中の自分が離れていく。こうして仕上げた自画像を先生に見てもらった。
 「もうしばらくしたらまた自画像描くといいよ」
 そうですね。あの感覚はたびたび味わってはいけない気がする。


クイックレスポンス

2008-06-12 14:19:38 | バネ
 日本漢字能力検定協会の通称漢検、バネで受験できます。
 会場認定受けて10年以上になるから、比較的準会場としては老舗の方かな?
 年間2回くらいコンスタントに実施してます。
 この協会、いろいろ熱心なんです。いつ実施予定ですかとか、6月は実施しないのですか、と勧誘?の電話がたびたびあります。勧誘だけでなく、「先生のところは合格率がいつも60%越えていますが、なにか特別な対策をとっているのですか?」とつっこんだ質問が来たり、何か改善点とか要望ありますか、とのやりとりがあります。
 前回の問い合わせの時に、小さな要望を出しました。
 検定を実施したら解答用紙を協会本部に即発送しなければならないのですが、本部は京都です。京都の住所が長い。上るとかいろいろついていて、宅配伝票書きながら、枠内に収まらないよ、あーめんどくさ、と思います。そこで、住所印字した返信用伝票が同封されていたら助かるのにと、横着な要望をだしたのです。。
 先日も定期連絡のような協会からの電話で、何か要望はと聞かれたので、先の住所の件をもう一度あげると、「それは先生からご要望ありましたから、今回は印字したものを同封してあります」
 え?送られてきている資材をよく見ると、確かに返信用住所を封筒に貼るだけの準備がされていました。すみませーん、気が付きませんでした。こんな一超弱小塾の要望に対応していただけるなんて、それを気づかないでいるなんて、二重のすみませーんです。
 もっとも郵送で返送することないので(そんな会場あるのかな?)活用できず残念ですが、気持ちはうれしいです。
 すぐ対応する柔軟性は見習わないといけないですね。
 今度ね、と言って流していること多いぞ、最近。がんばれ、自分。

物の進化についていけてる?

2008-06-11 07:06:34 | Badminton
6/10のバネ
【合体漢字】
「さくのぶん」
小6女子から。そろそろみんなネタ切れ?

 少し乗り遅れましたが、水着の話。
 スピード社使用したら好記録が続出って、そんなに水着の影響があるなんて。全身あの素材で包めばもっと速くなる?スイミングを志す人は、ジュニア選手なんかも皆あの水着で泳ぎたくなるでしょうね。価格はどうなんでしょ。高額なものだとしたら、記録は財力の差なんてことも。
 バドミントンなんかも劇的に勝てるラケットが出たら、皆勝っちゃうでしょ。そうすると差はなくなってしまうけど。そんなの出たら、是非ほしい。
 最近のジュニアは用具から入るから、いきなりトップ選手が使ってるラケットを初心者が使っていることもしばしばあります。そもそも小学生にあんな高いラケット、それも金メダリストと同じ物もたせていいのかね!って声を大にして言いたくなるけど、それをいっちゃーメーカーさんににらまれちゃうね。6年程前に中国行ったとき、小学生たちタオルグリップでした。シューズはペロンとした薄い物で、それでもこちらの中学生に余裕で勝っていました。高いラケットやシューズじゃなくても、強い者は強い!と思ったものでした。もっとも、年々中国選手の持ち物良くなって、今はこちらと変わらないと思うけど。
 別にわざわざ悪い物を使え、とは言わないけど、なんていうかもっとハングリー精神ほしいよね。まずは用具からといきなり高価な物を用意しないで、もっと何かがほしいよね。

【漢字解答】
 「敬」



ミニミニコーチたち

2008-06-10 06:38:01 | Badminton
6/7サタクラその2
 川間ジュニアが担当しているのは、川間小会場と木間ヶ瀬小会場。それぞれにジュニアの選手を振り分け、子供たちのリーダー兼見本としている。しかーし、そこは小学生。打てない子達のフォローというより、自分たちが全面に出てしまう。その点を子供たちを集め最初に注意した。「打てない子に教えてあげたり、自分が打つのではなく、ノック上げたり、シャトル拾いを徹底するように」と。
 川間小会場の男の子たち、神妙な顔で聞いていたけど、特に男子は女子のように教え好きではないので、照れもあってそう簡単にミニ指導者にはなれません。それでも言われたことを一生懸命守り、ノッカーと拾いを徹底していました。
 サタクラ後木間ヶ瀬小でジュニアの練習を終え、最後の集合で横一列に並んだ時に、「今日のサタクラよかったよ」と子供たちを誉めました。すると、横に並んでいる男子達が互いにチラッと目線を合わせ、グーサイン出し合いました。思わずおなかの底から笑いがこみ上げたけど、しかしそこは気づかないふりして解散しました。
 あれじゃ、「県庁の星」じゃん。すると、私はあの保健所の人っていうこと。
 まっ、いいか。みんなで協力して厳しい要求に立ち向かい、得た成果に一体感を強めたわけですね。
 次回は6/21。またよろしく、ミニコーチたち。



指導者の鏡

2008-06-09 06:47:01 | Badminton
6/7のサタデークラブ
 ラケットにシャトルを当てることがいかに難しいか。それはそうです。手から遠く離れている面を操り、しかも体の力を面に伝えないといけないのですから。ジュニアの練習していると、こんな当たり前の大変さを忘れてしまいます。でも初心者が集まるサタクラは、指導の基本を思いおこさせてくれることがあります。
 数回目であるのに全く面にシャトルが当たらないという子が、サタクラの後も残りジュニアの練習に参加しました。
 様子を見ると、その子はラケットを持ちながらも手で打とうとしていました。ラケットが体の一部になっていないのです。そこで面を手の平だと思い、指先でシャトルを触るつもりで当ててみようと説明すると、当たりました。握りだとか、フォーム、きりねじりなどうんぬんより、まずは当てること。打ち続けること。これを優先しました。
 最初は膝下から、そして腰のあたりのシャトルを打てるようになったところで、お手伝いのお母さんにバトンタッチしました。ここからがすごいです。打つ方も、投げる方も。どちらも根気よく1時間以上続け、最後には頭の上のシャトルを捉えられるようになっていました。
 コツコツ続けられる子。それに寄り添える大人。指導の基本です。

食べる目的

2008-06-08 22:04:32 | ライフスタイル
 調子が悪くて休みました。PCが。
 ネタは次々わき上がってくるのに、はき出すことができず、もう窒息状態。
 やっと楽になれます。
 バネのこと、サタクラのこと、バンのこと、PC不調の間にあれもこれもいろいろあったけど、やはりここは新鮮ネタが今の私には印象深いから、かけこみでさっき起こったフレッシュネタ出しです。

 「バーべQコンロ居酒屋風」を買ったので、早速庭でやりました。野田にオープンしたゆめあぐりで買った、取れたて大根をスライスしたものを火であぶり、塩こしょうをまぜたオリーブオイルを付けて食べます。最高!新鮮野菜、最高!外で食べるの最高!
 「まだ家庭菜園のスペースあいてますか?」
 このブログを読んでいるお母さんから、インゲンの苗もらいました。これが育ったら、やはり居酒屋コンロで食します。
 日曜練習を5時に上がり、いつもより少しゆったりした気分で夕食の用意をしていると、なんと、なんと、新鮮ホワイトアスパラガスが届いたのです。やはりこのプログを読んだからという、あるお母さんからでした。さっそく茹でて、同じく頂き物の貴重な川間の新鮮枝豆と共に食しました。
 人は生きるために食べるのでしょうか。それとも食べるために生きるのでしょうか。深くて答えが出せません。でもこれは言えます。働くために食べるのではなく、食べるために働くと。おいしい物を食べ、それをおいしいと思える幸せ。
 女優の誰かが以前、「食べることは面倒くさい、できれば宇宙食みたいにちょっとで簡単に済ませることができればいい」なんてこんなことを言っていましたが、その時の私は、いたく同感しました。作り食べ片づける手間がとってもムダに感じていた頃です。1日3回の義務でした。でもいつからでしょうか、おいしい物が喉を通る瞬間に幸せを実感するようになったは。そんなこと思いながら、シャッキリ新鮮なアスパラをいただきました。おいしい物に出会えた幸せを味わいました。
 そして何よりもっとおいしかったのは、プログを読んで下さる方から、家庭菜園用の苗を頂き、ホワイトアスパラガスを頂く。こんな幸せが突然訪れる人生の幸せを味わいました。

 
 幸せな大あくび、それともカーミングシグナル?

メモしたことをメモする

2008-06-06 06:48:19 | ライフスタイル
 ニューヨークでスクーターが人気というニュース。これまでは街中でスクーターを見かけなかったが、今年は販売台数10倍。ガソリン高騰がきっかけとなり、「車より楽しい」と愛好会までできているという。
 これで思い出したのは、中国のバイクタクシー。タクシーより格安なんでしょ。雨の日は客もポンチョスタイルの雨ガッパを付け、ちょっと滑稽なスタイルです。車最優先の無秩序と見える混沌としたルールの道路に、バイクの後ろに乗って移動するだなんて、これは相当度胸がいると思いますよ。
 徒歩で大きな道路を横断するのは、たとえ信号があっても、混沌ルールに則りタイミングを合わせないといけない。人が車に合わせるのです。ビュンビュン向かい来る車に、途中でびびって立ち止まったり、走り抜けてはいけないらしいです。車は数台クロスして向かって来ながらも、歩行者の歩くタイミングに合わせて横をすり抜けたりするのですから。これがあるから、つい弱気になり近場までのタクシー拾おうと思ったら、見事に全て拒否された。それを見ていたバイクタクシーのお兄さんがすぐさま寄ってきたけど、乗っておけば良かったかな。話のタネに。
 さて、6/5のバネ。
 合体漢字で採用しようと決めた漢字、思い出せないんです。すぐメモしなかったのが敗因。
 最近こういうこと増えました。すぐメモする習慣付けないと。
 朝も、1ヶ月ぶりの絵の日だからいそいそと出かけようと準備し、門に手をかけたときに、「あれっ、今日じゃないかも?」突然そんな思いが。手帳を見ると、予定は来週でした。
 メモしても見ないとなんにもならない。

2016年は何歳になってる?

2008-06-05 06:58:33 | Badminton
 東京が2016年オリンピック招致候補地に選ばれたということで、正式決定は来年10月。
 ライバルはシカゴ、マドリッド、リオデジャネイロ。
 どこも遠いね。やはりここは東京でお願いします。電車で見に行かれるもんね。
 北京オリンピックが決まったとき、近い!が印象だったけど、やはり見に行くとなるとそう簡単にはいきません。
 是非是非東京で!

 2005年にインターハイバドミントン競技野田開催が決まったとき、まだ先のことと思っていたのが、いつの間にかその日になり、そしてお祭り騒ぎで迎えた数日間。純粋におもしろかったー。
 もちろん、その数日はバネは完全休業。送迎、応援態勢ばっちりで整えました。
 インハイ期間中、高校生は川間小で朝練しました。緑に囲まれ、蝉が鳴く、まるで避暑地のような環境で最終調整し、それぞれの会場にめいめい自転車で向かいました。最終日と小学生の若葉カップが重なり、ギリギリまで野田で過ごし、あわてて京都に向かった暑い夏。
 そしてこれから迎える2010年千葉国体。じわじわとその日が近づいています。またインハイの時のようにお祭り騒ぎできるかな。 

つまずきの始まり

2008-06-04 07:10:26 | バネ
6/3のバネ
【合体漢字】
 「どのすのいちめ」
 小4男子からの出題。今回初採用。

 中3クラス。
 この学年は2つに分けているので、これは2人組クラス。
 一人は平方根。
 もう一人は中1からの復習。中1数学でつまずいたまま中3を迎えてしまい、このたび何とかしようということで入塾してきた。たしかに方程式あたりからあやふや。どこでミスるかをチェックすると、①展開、特に-が付く括弧開き ②正負の加減 でケアレスミスが頻発していた。わかっているけど、つい間違えてしまうらしい。いくつかミスポイントはわかったので、早いうちに計算分野を仕上げようと思う。そして心に大きな負担となっている、関数を、計算練習をかねて何とか片づけたいと思う。
 中1はこれから方程式にはいるけど、正負の計算あやふやなまま次の単元に入ってしまった人いますから、これは早いうちに何とかしないと、数学苦手を増やしてしまいそう。

 さて授業最後に迎える、二人だけのラスト問。
 二人で勝敗競い合っている。
 「おまえの敗因はネガティブなところ」と、今回先に正解した方が勝ち誇っているから、じゃあ自分の敗因はと聞くと
 「自信過剰なところ」
 そのとーり。すごいじゃん。中3くらいになると、自己分析できるんだね。

 【漢字解答】
  「教」
 なんで子が「す」なの? 「様子って言うでしょ!」 やられたー。

心から離れない本

2008-06-03 23:29:34 | ライフスタイル
 偶然出会った本。
 その絵本は待合室の本棚に、雑誌に半分隠れて差し込まれていた。
 その本は、半分顔をのぞかせながら、「読んで」と私に向かって強く主張していた。
 どうしたことか、本を手に取るとまず最終ページ、要するに作者の言葉から読みたいと思った。
 「本を書くときは自分と向き合うと同時に読者である子供を意識しながら書く。しかしこの本は自分の実感をもとにひたすら思いを込めて書いた。」というようなことが書かれていた。子供を意識しない絵本ってなんなの?と思いながら本文を読む。
 以前、読み聞かせ講座で、子供に読む本の選び方について説明を受けた。その法則に則ると、読み聞かせには向かない本であった。子供に読んであげる本は、子供がその主人公になりきり、一緒に成長していくストーリーでなければならないと習った。この絵本は大人の視点で書かれた、悲しい話だった。版画による挿絵と共に流れる,詩のような文がいつまでも心から離れない。
 夕食の時この本の話をしようと思い、作者の解説にこう書かれた本があって、と途中まで言うと、娘が「『けんぼうは一年生』でしょ?」
 えっ、なんで知ってるの?
 「小学生の時、2年生頃かな、学校で読んで、悲しい話だから覚えていたんだ。学校でも話題になったんだよ」
 鳥肌もんです。
 娘の方が数年先にこの本に出会っていたなんて。
 子供の読み聞かせにはふさわしくない本。でも何年も、子供の心から離れない本。


理論から入りたい年頃

2008-06-03 06:57:55 | バネ
6/2のバネ

【合体漢字】
 「てぃーゆ」
 小6女子からの出題 先生はすぐわかったけど、子供たちは誰も解けませんでした。何年生の字?何画?と大騒ぎしながらも解けませんでした。小1の漢字です。4画です。

 6年生の算数。分数乗除を終え、あと少しで小数、分数を混ぜた四則演算が完成しそうです。
 昨日は比を勉強しました。等しい比を説明している中で、例題として単位量あたりの数を入れ、ついでに単位変換も比でできることを説明しました。これにより、単位直しが入る速さ計算ができるようになりました。でもほとんど説明だけで終わってしまったので、定着にはあと2回授業します。
 ここまで来れば、小学算数のツールは揃うので、速さも割合も怖い物なしですね。
 のはずですが、次なる課題は文章をどう読み解けるかです。文章が図になるかどうか。
 計算が完成したら、より多くの文章問題に取り組み、絵で表現する練習を積み重ねましょう。
 
 中2は英語基本文型を学習。
 5文型をざっと説明し、第2文型と第4文型については、演習量を増やした。
 ある程度の英語力と理解力がついているので、すんなり頭に入った様子。
 数をこなして身につけるも大切だけど、中2くらいになると理論から入った方がより定着する。しかーし、なかにはまだ数をこなすだけの子も含まれるので、同じ授業で進めるのは微妙です。
 中2くらいで理論で入れない子は、入試まで同じ状況で推移するので、こうなると基本問題、パターン問題を丸暗記するまでしつこく繰り返し学習する方法をとります。基本ができれば平均点は超えるからね。
 バドミントンも同じ。
 小学生低学年に理論から入るのは無理です。小さいうちはとにかく打って身につける。逆に理論から入るほうが効果的な年齢になったら、それなりの説明を加えてあげる。そのタイミングがピッタリあうと、急に上達する場合があります。では、小さいうちは何をやっておけばいいかって? それは算数でいえば暗算力を磨いておくことですよね。

【漢字解答】
 「五」

下はなぜ強い

2008-06-02 07:45:30 | Badminton
 昨日の小学生の試合を本部席で見ていると、 
 「この子は下?」
 「妹ですよ。」
 「やっぱりね。だいたい下は強いんだよ、いつも上にいじめられているから」
 うーん、そうかな。
 自分は下。上にいじめられたこと確かにあるけど、いつも親にかばわれていた気がする。特に父親は下の方に甘かったような気が。だから上がひがんでいたようにも思える。
 この子の場合も、上にいじめられたから野太くなったという風じゃない。むしろ下独特の要領のよさが光る。
 「それはいつも自分が上にいじめられていたか、いじめていたんじゃないんですかー」と返そうと思ったら、言うだけ言うとすーっとどこかに行ってしまったので、結果的には私は相づち打ったようになってしまった。
 確かにいろいろな面で下は強い。いろいろ理由あると思う。
 ところで4人の場合どうなんでしょう。
 上から2番目とか、下から2番目なんかどうなんですか?