ZMP(東京都文京区)が、自動車の自動運転技術開発で培った自律移動技術を応用して開発した「歩道を自動で移動する宅配ロボット」です。実証実験は、2017年から重ねていたようです。
物流のラストワンマイル課題の解消や日々の買い物の手助けを狙いとしています。複雑な環境を自律走行し商品を消費者へ届けます。現状はキャンパスなどの私有地での利用に限られるようですが、将来的には公道でのサービス展開を目指しているようです。
以下のような特徴をもっています。
(1)自律移動配達:カメラやレーザセンサで周囲環境を360 度認識しながら最大時速 6km で自動走行。
(2)ボックスタイプが3種:運ぶ荷物の大きさや形状に応じて、1 ボックス、4 ボックス、8 ボックスの3種がラインナップ。
(3)最大積載量が50kg:最大 50kgまで積載でき、多様な利用シーンや配送ニーズに対応可能。
受発注管理アプリや遠隔監視システム、予約管理やロボットの配置管理を行う ROBO-Hサービスがパッケージされて提供されるようです。
ZMPの製品紹介サイトは、https://www.zmp.co.jp/products/carriro-deliveryです。
また、製品紹介動画“宅配ロボット CarriRo Deli | コンビニ配達 × キャンパスライフ 篇”のサイト(YouTube)は、https://www.youtube.com/watch?time_continue=15&v=AI0l3ySnAiA&feature=emb_logoです。