自動ドアや防犯用センサー大手の「オプテックス」(1979年設立、本社は滋賀県大津市)が、2017年5月に提供予定の、IoTサービスです。
「IoTソリューションにとって重要なセンサを起点として、通信・データベースまでをパッケージ化し、手軽に低コストでIoTビジネスが実現できるスマートセンサ&データ提供ソリューション」といったフレーズが付けられています。
省電力型の通信規格LPWA(Low Power Wide Area)を採用し、各種センサー(人感センサー、加速度センサー、赤外線・超音波センサー)など10種類の機器とネットワークサービスとを組み合わせたソリューションとなっています。センサーから得られる情報などはクラウド経由で参照できるようです。
当面は、物流や設備管理、駐車場運営のパートナー企業と組んでサービス展開をしていくようです。例えば、無人の駐車場、会議室、運送会社の宅配ボックスなどにセンサーを組み込んで、空き情報を利用者がスマホ上で確認したり、物流倉庫の出入りを測定して無駄な業務の改善に役立てるなどの用途が想定されています。
ニュースリリース(2017.3.31)のサイトは、https://www.optex.co.jp/iot-sensor/newsandevent/iot-sensorです。
LPWAのブログ(2017.2.8)のサイトは、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/c22834e259df0e361731c0c0026edf2fです。