マツダが2022年9月に発売予定(注:予約受注は6月24日開始)の新型SUV(Sport Utility Vehicle、スポーツ用多目的車)です。
希望小売価格を戦略的に「税込299万2000円~626万4500円」と広く取っている点が注目されます。「新世代ラージ商品群第一弾」とのことで、マツダ車の中では最も広くなっているようです。
広い価格帯とする背景には、現在主力のSUV「CX-5」の顧客を(同一車種に上級車がないため離れていくことがないように)つなぎとめるとともに、上級車を求める新たな顧客を取り込む狙いがあるようです。
CX-6は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッド(ディーゼル)、プラグインハイブリッドの4つのグレードがラインナップされています。ハイブリッド(ディーゼル)、プラグインハイブリッドでは、車体本体価格がマツダとしてこれまで扱ったことのない500万円以上で、ハイブリッド(ディーゼル)車の価格が505万円~547万円、プラグインハイブリッド車の価格が539万円~626万円とのことです。
なお、力強い走りと燃費とを両立させるべく、エンジンや車台、足回り部品などをラージ商品向けにまとめて新規に開発したとのことです。
マツダにとって今回のCX-6が上級車を伸ばす販売改革となり得るか注目されます。
ニュースリリース(2022.6.22)のサイトは、https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2022/202206/220622a.htmlです。
グレードや価格に関するサイトは、https://www.mazda.co.jp/cars/cx-60/grade/?_ga=2.148346423.1692362439.1656394157-827329981.1656394157です。