エシカル(ethical)とは”倫理的な”という意味で環境や社会に配慮した消費を意味しています。2015年の国連総会で採択された、17項目(※)の持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の12番目”つくる責任 つかう責任”のつかう責任に対応しています。
※貧困や飢餓、教員、男女平等、働き甲斐、生産・消費、生態系の保存などに関する項目。17項目の目標の下に合計169個のターゲットにより具体策や数値目標などが示されている。
消費活動をする際に、地域の活性化、雇用などを含む人権問題、環境保全、動物保護、貧困対策などの社会課題に配慮した商品選びをすることを意味しているようです。エコ商品を選ぶ、マイボトルを準備して飲料を購入などがほんの一例です。
国連で採択されてから5年程度ですが、少しずつその認知やそれに即した行動が進みつつあるようです。消費者庁の2019年度の調査では、認知度が3年前比で約2倍の12.2%にアップ、そのうち行動に移している人の割合は36.1%であったようです。フードロス削減やフリーマーケットなどの再利用が年々進んでいるようです。
消費者庁作成の動画のサイトは、https://www.youtube.com/watch?v=8Oytz49rKNUです。
エシカル消費を推進している徳島県の作成した動画のサイトは、https://www.youtube.com/watch?v=tJqab2Un13Mです。