ローソンが、2022年12月12日より取り組みを開始した、環境配慮型の新店舗「グリーンローソン※」(注:2022.11.28に東京都豊島区にオープン)において、古着(リサイクルウェア、即ち、不要になった衣類)を回収しリサイクルや再利用品として活用する取り組みです。
※ 関連ブログ("グリーンローソン(ローソン)"とは、2022.12.25)のサイトは、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/ea56174c51777157bc3bcc672102b3b1です。
グリーンローソン内に「専用の回収箱」が設置され、持ち込まれた古着が収集されるようです。収集された古着は、本取り組みに連携する「日本出版販売(略称:日販)」によって回収されます。日販が、本の配送網を利用し、ローソンへ本を納品したタイミングで返品された雑誌などと共に古着を回収し、リサイクル業者へ引き継ぐようです。その後、軍手などにリサイクルされたり、海外へ送られ再利用されるようです。将来的には、ローソンのブランド品としてリサイクルすることも目指しているようです。
今回の取り組みで利用状況や効果を確認し、導入店舗を拡大していき、導入店舗をリサイクル拠点化し集客にもつなげたいようです。
関連するニュースリリース(2022.11.28)のサイトは、https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1462039_2504.htmlです。
なお、将来的には、宅配便業者が個人宅へ宅配荷物を届けたタイミングに、受取人から不要品を回収するようなサービスも登場するかも知れません。下記資料にあるようなイメージです。
王、増田:インターネットと宅配便を利用する使用済品回収システムの提案、日本物流学会誌、2011-05