福祉ロボットの開発を手がけるオリィ研究所(東京港区)が開発した分身ロボット(遠隔操作ロボット)です。オリヒメディーと発音します。
高さ120cmほどのロボットで、手や顔を動かしながらカメラやマイクを通して会話をしたり、前進や旋回などの運動をしたりすることができるようです。
NTT本社(東京都千代田区)では、2020年2月よりこのロボットを使った受付業務の実証実験を開始したようです。事故や病気で外出しにくい人が、自宅などから遠隔操作し来訪者を会議室まで誘導したり、待ち時間に会話をしたり、退室時に忘れ物がないか声かけしたりして接客できるようです。
NTTでは障害者雇用推進(*)の一環と位置づけてこの実験を3月31日まで継続し実験終了までに本格導入するか否かを判断する予定のようです。
(*)NTTグループ全体では障害者雇用に積極的とのことで2020年2月時点で3926人を雇用しているとのことです。
オリィ研究所のOriHime-D発表のプレスリリース(2018.7.10)のサイトは、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000019066.htmlです。
NTTのニュースリリース(2019.12.19)のサイトは、https://www.ntt.co.jp/news2019/1912/191219a.htmlです。
オリィ研究所のNTTにおける実証実験開始のニュースのサイトは、https://orylab.com/information/サイトの2020.2.26にリンクされています。