セブン‐イレブン・ジャパンとトヨタが2019年春に開始予定の、「FCトラック」(注:燃料電池車FCV(Fuel Cell Vehicle)※の一種)によりコンビニ商品を運ぶ取り組みです。
※ 走行時に水蒸気のみの排出で環境にやさしいこと、走行時に発生する音は極めて小さく車内が静かで車外への騒音も少ないこと、加速性能が高い、などの利点を持っています。究極のエコカーと言われています。
エコな物流を目指しているセブン-イレブン・ジャパンとFCVが得意なトヨタ自動車との共同プロジェクトです。FCVは、他のHVやPHV、EVに比較し、販売台数やスタンド数などで伸び悩んでいるようですが、走行ルートが決まっているコンビニトラックはFCVとの相性が良いとのことです。今回の取り組みによりFCVの普及が前進しそうです。
両社は、2017年8月に締結した、店舗および物流における省エネルギー・CO2排出削減に向けた検討に関する基本合意書に基づいた取り組みを進めてきており、2019年春ごろに首都圏でFC小型トラック2台を導入し、2019年秋ごろから、再生可能エネルギーの比率を高めた「次世代型店舗」への取り組みを進めていくとのことです。
ニュースリリース(2018.6.6)のサイトは、https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/22815731.htmlです。