タクシーの配車を依頼する、GPS機能を活用したスマートフォンアプリです。
タクシーの業界団体である「全国ハイヤー・タクシー連合会(全タク連)」によると、2017年12月末時点で約100種類もあるようです。
例えば、代表的なアプリとして以下のようなものが知られています。
(1)「全国タクシー」(2011.1~):ダウンロード数は450万超(2018.5)、日本交通のグループ会社「ジャパンタクシー」(767事業者)が運営、47都道府県で利用可能
(2)「LINEタクシー」(2015.1~):月間利用者数は7500万人超、LINEが運営、35都道府県で利用可能
(3)「フルクル」(2017.11~):ダウンロード数は6万(2018.5)、国際自動車が運営、東京23区&三鷹市・武蔵野市で利用可能、スマホを振ることで近くのタクシーを呼べる
なお、2018年中には、ライドシェアサービスの世界最大手の「ウーバー・テクノロジーズ」や中国のライドシェア大手の「滴滴出行」が、まずはタクシー配車として日本の市場へ参入するようです。ウーバーはタクシー事業者と協力して兵庫県淡路島において、また滴滴出行はソフトバンクと連携して東京・大阪・京都・福岡において、それぞれサービス開始の実証実験等を始めるようです。