ネットサービスの企画・開発を行うアイリッジ(iRidge、東京都港区)が、9月4日に公開した、プログラミング不要でスマートスピーカーのスキル(注:スマートフォンのアプリのような位置づけのもの)を開発できるクラウドサービス、即ちスマートスピーカー向けアプリの開発プラットフォームです。ノイドと読みます。
現在は、AmazonのAI「 Alexa」を搭載したスピーカー「Echo」のみのスキルを開発可能となっています。即ち、WebブラウザからNOID管理画面にアクセスし、画面に従って、ユーザーのどんな呼びかけ(input)に対して、音声アシスタントに何をさせるか (output)、をマウスで操作するかテキスト入力することにより、スキルの作成からストアへの公開までをワンストップに行えるようです。なお、ストアへの公開には、amazonの審査を通過する必要があります。
今後は、Google Homeにも対応するようです。
利用には会員登録(無料)が必要で、サービスプランとしては、無料の「フリープラン」(ストレージ5MB、ストリーミング流量0.1GB、リクエスト数100回)と有料の「ライトプラン」「プロプラン」が用意されているようです。
無料プランは、自分用のスキルを作りたい個人から商用スキルのテスト開発を行いたい法人まで幅広い利用を目指しているようです。一方、有料プランは、企画力やシナリオ作成力の高いプロクリエイターや制作会社による利用を想定しており、開発コストや納期を減らし高品質なスキルを効率的に作成してもらおうとして提供されています。有料プランは、10月16日に提供が開始されています。下記のプレスリリースを参照。
プレスリリース(2018.9.4)のサイトは、https://iridge.jp/news/201809/22765/です。
プレスリリース(2018.10.16)のサイトは、https://iridge.jp/news/201810/23070/です。