クラウドサービスの一種で、Communication Platform as a Serviceの略です。
クラウドサービスとしては、SaaS、PaaS、IaaSといった分類の仕方が広く知られていますが、CPaaSは米国などで徐々に浸透しつつあるようです。組織内や組織間でのコミュニケーションを円滑にして業務改善を図ることを狙いとして提供されています。
あらゆるモノがインターネットにつながるIoTでは、モノに付けられた色々なセンサーからの情報がクラウドの方へ収集されますが、CPaaSでは、それらの情報に加えて人間の行動や会話などの情報も収集し、それらをベースにして業務効率化を図る(人手介在によるムダを省く)ようにしている点が特徴のようです。
このサービスは色々な分野へ応用できるようです。企業のオフィスの来客対応、医療・介護施設における患者異変時の連絡、その他色々です。
日本でも、最近、NECネッツエスアイがこの種のサービスを開発し、販売開始したようです。また、KDDIウェブコミュニケーションズと米トゥイリオ(Twilio)社が連携してこの種のサービスを提供しているようです。
NECネッツエスアイのニュースリリース(2018.11.30)のサイトは、https://www.nesic.co.jp/news/2018/20181130.htmlです。
KDDIウェブコミュニケーションズのサービス紹介のサイトは、https://twilio.kddi-web.com/です。