タクシー配車アプリ最大手のモビリティテクノロジーズ(1977年8月~、東京・港区)が提供している、AI搭載ドライブレコーダー(以下ドラレコ)をベースとする次世代型の交通事故削減支援サービスです。
2021年1月時点で、このドラレコを搭載する契約車両の台数が累計で3万台を突破したとのことです(注:下記のプレスリリースを参照)。タクシー、企業の営業用車両、長い走行距離を走るトラックなどに導入が進んでいるようです。
ドライブレコーダーにAIを搭載しかつIoT/CPS(Cyber Physical System)化して運用することにより事故削減の支援を行うようになっているようです。AIの搭載により運転における急加速・減速や車間距離不足を検知したり、脇見運転も検出できるようです。今後はドライバーの居眠りや眠気も検知できるようにしたいとのことです。さらに、個々のドライバーには運転傾向のレポートも提供されるため、それを改善に向けてのフィードバックに利用することも可能とのことです。
また、モビリティテクノロジーズは、住友三井オートサービスのリース車両を利用している企業向けにDRIVE CHARTを提供できるよう、2021年12月にはSMAサポートと業務提携の契約を交わしているようです。
DRIVE CHARTは、交通事故削減に向けたIoT/CPS、AIの有益な応用事例と考えられます。
関連するプレスリリースのサイトは以下です。
2022.1.6:https://mo-t.com/news/pr/2022/01/06/6cdiadawy64fwfrdfmtfvx
2021.12.16:https://mo-t.com/news/pr/2021/12/16/1zva41krgne1cxxqucfgmz
関連するブログ(2019.6.25)は、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/90f21b07aaa70d0c3fa2b135460296cc?fm=entry_awcです。