メルカリが、2022年5月30日より、一部の自治体(愛知.蒲郡市、新潟.加茂氏)と連携し、洋服や本、小物など家庭内で不要になったがまだ使えるようなもの(即ち、リユース可能品)をそれと意識して保管し、利用者が持続可能な社会の実現に対する行動をとり得るかの検証のために実験的に提供開始したボックスです。
メルカリは、地球上の有限なリソースのリユースを通して循環型社会の実現に貢献することを創立当初からの理念としているようです。現在、5つのテーマ(※)を掲げて取り組みを進めているようですが、今回の取り組みは、その中の「循環型社会の実現/気候変動への対応」というテーマの一環とのことです。
※ 「循環型社会の実現/気候変動への対応」「ダイバーシティ&インクルージョンの体現」「地域活性化」「安心・安全・公正な取引環境の整備」「コーポレートガバナンス/コンプライアンス」の5つです。https://about.mercari.com/sustainability/
このボックスは、300個用意され、2022年5月30日より、蒲郡市、加茂市の両市役所で希望者へ配布しなくなり次第終了とのことです。このようなボックスの提供により利用者の行動が持続可能な社会の実現を意識する方向へ変容し得るかどうかを検証したいとのことです。
メルカリでは、不要となったものを、捨てることをせず、必要とする他の人へ譲ったりあるいは売ったりすることにより、「リユースをあたりまえ」にする行動を定着させたいとのことです。そして、不用品の分別の選択肢になかった「リユース」も選択肢として加えることを目指すとのことです。
プレスリリース(2022.5.30)のサイトは、https://about.mercari.com/press/news/articles/20220530_gomizero/です。