無線LANのAP(アクセスポイント)を制御するコントローラを自分のところで購入し運用するのではなく、クラウドのSaaSとして提供される機能を利用するタイプの無線LANのことです。
従来のコントローラ型無線LANに比較し、以下のようなメリットがあるようです。
(1)単体のコントローラを購入し、設置・運用する必要がない。
(2)LANやWANの複雑な設計や設定が不要であり、APをインターネットに接続されたネットワークにつなぐだけですぐに利用できる。
(3)故障や不具合が発生した場合のAP取り換え時において前の設定が新しいAPへ自動的に反映されるなど対応が楽である。
クラウド型無線LANが登場してきた背景としては、従来、APの価格を抑えるためにコントローラ側に配備させていた機能を、最近ではAP側へ安価に配備できるようになった点があるようです。