”コングロマリット”とは、複数の事業から構成される複合企業(例えば、コンビニや総合スーパー、百貨店などからなるセブン&アイ・ホールディングス、など)のことですが、「複合企業全体としての価値が、個々の企業の価値の合計よりもディスカウントの(即ち、市場からの評価が低下し株価が下落した)状態」をこのように呼んでいるようです。
コングロマリットは、一般にリスクに対しては対応力があるようですが、成長性の面では単一事業形態の企業に比較し劣る傾向も多いようです。ある事業部門が好調であっても、複合企業全体の決算では、他のそうでない事業部門の業績に埋もれてしまい、好調な事業の評価が株価に十分に反映されない状況が起こりやすいようです。
これに対し、複数事業間でシナジー(相乗)効果が働き、”コングロマリット・ディスカウント”とは逆の状態を「コングロマリット・プレミアム」などと呼んでいるようです。
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