アパレルメーカーの三陽商会が、2015年夏から段階的に稼働開始する予定の、全ての販売チャネルを融合させる「オムニチャネル」の実現を目的とする基盤システムです。
このシステムにより、実店舗、自社/他社ECサイトに跨って、顧客、商品、在庫の情報が一元管理できるようになる、とのことです。すなわち、どのチャネルからでも、消費者に対し同じ購入機会を与えられるとのことです。これにより、販売機会損失の減少、在庫水準の適正化、販売促進の高度化といった効果が期待できるようです。
この基盤システムは、クラウド型のシステムで、受注したNTTデータが構築することになっているようです。なお、NTTデータがアパレル業界からクラウド型オムニチャネル基盤システム(※)を受注するのは初めてとのことです。
※ NTTデータは、2014年4月より、顧客、商品、在庫、注文情報の一元管理を実現する「BizXaaS(ビズエクサース)オムニチャネル」の提供を始めているようです。
ニュースリリース(2015.3.13)のサイトは、http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2015/031300.htmlです。