Virtual YouTuberの略称です。即ち、YouTuberとしてインターネット経由で動画配信・投稿を行うCGキャラクターのこと、あるいはCGキュラクターを使って動画投稿や配信を行うYouTuber(人)のことをこのように呼んでいるようです。2016年12月あたりに登場した言葉のようです。
登場した頃は、声優などの声や動きをCGと同期させ、YouTube上で歌や踊りを視聴させるものだったようです。最近では、仮想空間にVチューバーファンを集めてライブをしたり、現実の世界でVチューバーとファンが会えるイベントを開催したり、とVチューバーの活躍範囲が拡がっているようです。企業が広告にVチューバーを起用する動きも増えているようです。
Vチューバーのビジネスは、(1)キャラクターの開発やコンテンツの制作といった「プロダクション事業」と(2)イベントやライブの開催を支援する技術や配信システムといった「プラットフォーム事業」に大別され、スタートアップ企業によって展開されているようです。
プロダクション事業を手がけるスタートアップとして、Activ8、Smarprise、いちから、アンリミテッドなどが知られており、一方、プラットフォーム事業を手がけるスタートアップとして、バルス、ActEvolve、ビットスター、クラスターなどが知られています。収益に結びつけられるか今後の展開が注目されます。