最近のバズワードになっている「メタバース(※)」という仮想空間に参加する際に利用者が装着するデバイスです。
※ バーチャルな3D空間で利用者はアバターを介してその空間に参加できます。以下の関連ブログ("メタバース"とは、2021.12.10)を参照。https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/52853f11c29b64764f177061e41ab44c
SNSが2000年代半ばに登場しその後スマートフォンのiPhoneが登場しWeb2.0のけん引役デバイスになりましたが、NFTなどWeb3.0時代に有効に機能し得るメタバースを活用するためのメガネ型デバイスは、Web2.0時代のiPhoneに匹敵するような位置づけと考えられているようです。
スマートフォンの6インチ前後の画面は視野角で10°程度でありそこからの情報量が限られているのに対し、メタバース向けメガネ型デバイス装着時の視野角は100~120°にもなりそこからの情報量は圧倒的に多くなります。
メガネ型デバイスがWeb2.0時代のiPhoneと同じような役割を果たすためには、メタバースへの理想の没入感が得られるようにそのデバイスを8時間装着しても違和感がなく疲れないようなものにする必要があるとの指摘(注:米「アドビ」の副社長”ステファノ・コラッツァ”氏)があります。
最近、この種のデバイスも登場しつつあるようですが、本格的なものの登場には、5~10年はかかるとの見方がある(注:米「セカンドライフ」の創業者”フィリップ・ローズデール”氏)ようです。