俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

夏の果

2023-08-07 | 俳句・夏・時候

 

 

雲の上(へ)に富士の頭を出し夏の果

 

 

 

 

 

 

夏の終りをいう。

 

 

 

 

 

 

厳しい暑さの続く立秋前後ではまだ実感が乏しい。

 

 

 

 

 

 

春秋と同様に夏もまた行動的な季節であり、海山のシーズンが去ることを惜しむ気持ちから、「夏惜しむ」という季語も生まれた。

 

 

 

 

 

 

夏が終わる今日、雲の上に富士山が頭を出しているのが望まれた。

 

 

 

 

 

夏惜しむ上流に立つ雲を見て

 

 

 

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